Episode5「ハッピーボーイズとゾンビーズ 」
今夜はハロウィンナイト。
年に1度、恐ろしい怪物たちが目覚める日です。
ハッピーボーイズたちは夜のお墓を歩いていました。
「お墓って、なんか怖いなー」
「おばけが出そう」
「あ、あそこに人がいるよ」
ハッピーボーイズは人影を見つけて安心しました。
ハッピーボーイズ
「よかったよかった、心細かったんですよ〜。」
「あ…。手が取れっちゃた。」
ゾンビーズ
「大丈夫。こうやればくっつくから。」
ハッピーボーイズ
「わーすごい!」
ゾンビーズ
「それより君たちは僕らが怖くないのかい?」
ハッピーボーイズ
「なんで?全然怖くないよ!」
ゾンビーズ
「普通の人間は、あーいう感じさ。」
女の子
「きゃーーー、ゾンビ!ゾンビよー!」
???
「それなら、こういうのはどう?」
「あ、あのかたは!?」
「キング・オブ・ポップ!?」
「伝説の、マイケルボーイだぁーーー!!!」
「POW!POW!」
マイケルボーイ
「みんなで踊れば、怖くない!みんなハッピーさ!」
マイケルボーイが踊り始めると、みんなが踊りはじめました。
女の子は、ゾンビーズのハッピーダンスに夢中になりました。
彼らのことが大好きになりました。
それ以来、人間たちは年に1度ゾンビーズたちとの再会を楽しみにしました。
ゾンビーズ達も年に1度のハロウィンナイトが大好きになりました。
人類ハピハピ化計画完了まで
「残り62億4526万人」
つづく
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