Episode4「偽ハッピーボーイズ登場!・後編」

「よし!心を入れ替えて今から宝石を返しに行くぞー!」

ドロボウたちはハッピーボーイズの被り物を着てハッピーになった。
そして、宝石を返しに行くことを決めた!
その時、遠くから声が

「………おーい!」

「げ、なんなんだあれは!?」

「おーい!」

被り物を盗まれてしまったハッピーボーイズたちは、それぞれ身の回りにあったものを被った。

「おーい!」

「なんだかわからないけど、とても怖い…」
「とにかく逃げよう!」

「待ってー!」

「来るなー!」

「ハッピーボーイズが、謎の被り物集団に襲われているわ!待ちなさーい!」

偽ハッピーボーイズを追いかける、謎の被り物集団(ハッピーボーイ)、その後を警察が追いかけます。

「なんだ、お前たちは?」

「僕たちは、本物のハッピーボーイだよ」

「一体どうなっているの??」

駆けつけた警察官は混乱しています。

「僕たちのスーツを返して下さい」

「やだ!これを被るとハッピーな気持ちになるんだ!」
「俺たちは、この被り物のおかげで良い子になったんだ!」
「もう体にもフィットしちゃってるし!」
「俺たちにくれよー!」

「いいよーーーーーー!あげるーーーーーー!」

「え?返さなくていいの?」

「僕たちは、ハッピーボーイ!」
「地球をハッピーで支配するためにやってきましたー」
「そのスーツでハッピーにできるなら、いくらでもプレゼントします!」

「本物のハッピーボーイズ、ご協力感謝いたします!」

そう言って警察官は、偽ハッピーボーイズを連れて行った。

「この恩は一生忘れないぜ!」
「反省が終わったらまた会おう!
「いいことをするぞー!」

その後、改心した偽ハッピーボーイズは街の平和を守る仕事をはじめ、地域の人気者になった。

人類ハピハピ化計画完了まで
「残り69億6484万人」

つづく